夜の珍客騒動?
吾輩は猫である。名前は、まだ知らない。
吾輩の住まいは、Waiihaのママの住んでいるマンションの上の部屋である。
最近は、とんと散歩に出られないので、フラストレーションがたまっている。
一日中、食っちゃ寝の生活が長くて、体重もどんどん増えている。
あ~!散歩に行きて~!運動して~!家族(飼い主)以外の人に会いて~!と
毎日、悶々としていたら…。
おっ!おぉ~お!玄関のドアが…。玄関の扉が開いているではないですか~!
これは、まさにチャンス!千載一遇のビッグウェーブの到来だぜ!
ひゃっほ~!
これは、僕がこの猫ちゃんと会うまでの猫ちゃんの心模様を描写してみました。
ここからは、僕と猫ちゃんの出会いを僕の言葉(人間の言葉)で解説しよう!
吾輩は人間である。名前は、勿論ある。
夕食前のもうだいぶ空が暗くなったころ、廊下に面した僕の部屋にいると
何だか外が騒がしい!すると、このご時世、珍しくインターフォンが鳴った。
玄関に出てみると、お隣の奥様が「ごめんなさい。猫ちゃんが…。」と。
ことの次第をたずねてみると、「上の階の猫ちゃんが逃げ出して、足場の上を
彷徨っているみたいなのよ。」と困った表情をしていた。
吾輩は、事情を把握して、咄嗟に次のことを閃いた!
①現在、ママのマンションは大規模塗装工事の真っ最中。
②マンションの外壁に沿って、足場が組まれている。
③ママの部屋は、角部屋なので、プチベランダがある。
④右往左往している逃走中の猫は、足場を心細そうに移動している。
⑤足場のおかげで、猫はこのプチベランダまで移動できるはず。
⑥そうだ!プチベランダがある部屋の明かりを点ければ、猫は来るはず。
吾輩の読みは、的中した!部屋の明かりを点けてカーテンを開けてみると
そこには…。
可愛い~!部屋の窓を招き猫のようにノックしている迷い猫がそこにいた。
窓を開けると逃げることなく、『ぴょっ~ん』と部屋に入って来た。
喜び勇んで人の部屋に入って来たくせに、抱き上げるとジタバタしている。
「うっ!かなり重いぞ!(僕が人生で初めて抱き上げた猫は重かった!)」
こんな感じで、夜の珍客騒動は、ハッピーエンドで救出活動終了!
飼い主さんも猫友のお隣さんもホッとしたようで、本当に良かった。
どんな時代でも、ご近所づきあいは、大切なことですよね。
こんな時代に垣間みれた、沈丁花の香る、微笑ましい、夜のひと時でした。
彷徨える猫のイメージです。
本当に、こんな感じの首に鈴をつけた猫ちゃんでしたよ。
僕の推測した猫ちゃんの逃走経路です。
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