Waiiha History【船出編】

思いもよらないことが、時代と共に宝物になる。

音楽の世界でも最先端の音源だけでは物足りなくなる。

時には、懐かしい音楽も、時代と共にビンテージになる。

それでは「Hawaiian Livehouse Waiiha」のはじまりの

始まりをお伝えしたく思います。

2005年12月2日、東京都足立区千住3丁目にて開店した。

この店は、ハワイ好きのママとハワイアン好きの父が始めた。

僕は、唯一の飲食店経験者として、開店サポートを頼まれた。

僕が手伝うにあたって出した条件は「明るい照明とナチュラルな素材を

基調とした空間作りをコンセプトに、温もりのある雰囲気にすること」

そして「できる限り、バリアフリーな店内環境を作ること」その２つ。

ハワイアンに関しては、ママとパパに任せて、口は出せなかった。

音響は、白片タケシ師匠にお任せしてあったので、何の不安もなかった。

しかし、開店日当日、BGMをかけようとして何もないことに気がついた。

ママとパパは「演奏するんだからBGMいらないでしょ！」と言う。

「いや～！いるでしょ！おかしいだろ！」と近所のレコード屋に走った。

レコード店に唯一あったハワイアンのCDは、この2枚だった。

1枚に7曲入りのCD2枚から、Waiihaは、始まったのだ。

とても無謀な船出だったけど、このCDが奇跡を起こすのは、後日のこと。

この続きは、また今度に♪