『 Welcome to Waiiha Picturesque』 Waiiha の公式サブブログにようこそ♪

Waiiha Picturesque は、2020年10月1日のAmebaブログ再開以降の補助的ブログです。

Amebaブログと連携させ、同一記事の投稿を行なっておりますが、10月1日以前の日記は

Amebaブログに掲載してありますので、お好みに合わせて、お楽しみ下さい♪

ひと時の青空

日本を襲う「10年に1度の大寒波」。首都圏厳戒!

『不要不急の外出控えて』とニュースが流れている。

それでも、23日(月)の午前9時発のバスに乗るため

北千住駅に向かって歩き出していた。


10月の終わりから毎週月曜日は、何がなんでも絶対に

行かなければならない場所がある。その向かう先とは

僕が「東京23区なのに、文化遺産的な陸の孤島」と、

呼び親しんでいる「郷愁たっぷりの町」ではあるのだが、

豊島奉行の命により、ある厄介な任務を告げられた。


簡単に言えば「見守り」役人である。

最終バスまで、付き添うことが「同心」の役目である。


それでも、この日は厳しかった。涙が出るほどね…。

懐の「十手」を握る手も、かじかんじゃうよ。


『観測史上最強クラスの寒波』の夜。

結局のところ、最終バスには乗れなかったので、島内の

別邸で一泊をする。凄まじい暴風が雨戸を殴りつける。

自転車が倒れる音、救急車のサイレンの音が、屋内まで

響き渡っている。


一人では広すぎる古風な家で凍えるように朝を迎える。

「婿殿と 声かけてくれる 人もなし」良い句だ!


翌日の24日(火)午後1時頃。見守り役人は家を出る。

「寒いな~」と言いながらも、黒羽織が寒風に揺れる。

『お江戸の遊び人 新さん』を中心に、今後を語らう。


本日のお勤め完了の時刻は、午後9時を過ぎていた。

仕方ない。別邸でもう一泊するか。夜道を歩く同心の心模様。

「婿殿と 猫なで声も 懐かしや」良い句じゃ。


明け方の極寒に気が付くことなく、次の朝を迎える。

疲れ果てて午後まで眠る。『午後ロー』をボーっと見ながら

再び眠る。妻君が帰って来るまで何もしたくないなぁ。

最終バスで「千住宿」に向う用意を適当にする。寒い!

寒風に煽られながらも「オリオン座」を見つけて笑いあう。


そして、今日の午後5時頃。夜に近づく空を見上げる。

「あっ!風が止んでいる。綺麗な空だな」と思った。

澄みわたる空を見ながら、僕は不思議に笑っている自分に

気がついた。どんなに困難な日も、とても辛い体調の日も、

過ぎれば昨日なのだ。世紀末だって過ぎれば昨日なのだ!

僕は、胸を張って伝えたい!

「僕は、ストイックな馬鹿で良かった」と、心底思った。


身勝手に確証もないのに、夢の続きでも描きますか~♪

「ロマンあふれる童心をポケットに入れて。」

ちゃん。ちゃん♪


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