神秘なフォルム

西暦 2023年。太陽系第三番目の惑星「地球」とは、

地表の7割を覆う豊富な水、植物と緑が映える陸地。

複雑な生態系を持つ多種多様な生物。奇跡の惑星。

私たちの暮らす日本国は、海に囲まれた島国であり、

古くから海のものを食してきた歴史もある。

日本の「貝塚」は、特に有名ですよね。

ここで、私は子供のような言葉で伝えたいことがある。

「海って、スゲーなぁ～。神秘すぎるぜ！」

こんな単純な発見を深く考えるきっかけになった出来事は

この「法螺貝」をお客様に頂いたことにはじまる。

自然界の成せる美しく神聖な色合い。滑らかなフォルム。

丁寧に扱いたくなる海の芸術。そして、何よりも

この法螺貝を加工して吹奏楽器にする。それも金管楽器です。

先人達は、どうしたら、こんなこと思いついたのでしょうか？

幼い頃を想い出しながら、耳に法螺貝を当ててみたら

海の音と言うよりも、深海を彷徨う音のように聞こえた。

なんか、とっても良い音だ。魚になったような気分だ。