魔法のランプ
昭和20年代生まれの女性は「魔法」が好きだ。
「魔法瓶」とか「魔法の絨毯」とか。
ほんとに、いくつになっても好きですね。
僕だって、昭和47年生まれの男の子。
子供の頃より「魔法」と言う言葉から連想する物は
『アラビアン・ナイト』の魔法のランプ。
そして『ハクション大魔王』が大好きでした。
ほんとに、いくつになっても「アクビちゃん」派です。
話を戻しますが、このライトって魔法のランプですか?
以前、妻君のご母堂様に、プレゼントした品物です。
ご母堂様ったら、とびっきりの笑顔で、こう言いました。
「わー!魔法のランプ♪」と大喜びでした。
僕も妻君も心の中では「え?それ、ランプじゃないよ」と
思ったことは、間違いではございません!だって、それは
「センサーライト」だからです。ごめんなさい。
そのご母堂様が言う「魔法のランプ」がWaiihaで復活です。
それでは、試してみようじゃないか、ライトの灯りを!
店内の照明を暗くして、ライトの置き場を何処にしようかと
子供のように、楽しんでいる。50を過ぎた大人の影。
「スタンバイ。オッケーですか。」の僕からの掛け声に、
「オッケーよ♪」と、妻君からの無邪気で陽気な返事が来た!
最初に、妻君がライトの前を通り過ぎる。
「わー♪」と嬉しそうな声が聞こえてくる。
そして、僕がライトの前を通り過ぎる。
「おー!」と、思わず感激にも似た声があふれだした。
僕たちの動きを感知してくれた「センサーライト」。
ふたりならんで、ぬくもりのある穏やかな光を見ている。
しゃがみこんで、心地良い灯りをふたりで見ている。
心が落ち着いていくような気持ちになっている。
魔法の絨毯のようなぬくもりを感じている。
言葉も無くても、優しい表情で笑顔だとわかる。
この子は「魔法のランプ」で、いいかなと思っている。
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