靖国の春
靖国神社で行われた『春季例大祭奉納芸能』に奉納される鴻池先生の
演奏を聴きに靖国神社に行って来ました。
僕らにとって、特別な場所である靖国神社。
僕の大学のすぐ脇にあり、彼女の職場からも数分。
そんな場所に鴻池先生がいらっしゃるなら行くしかないでしょ!
どんなに日常に追われていても、行かないなんて選択肢はないよね。
春とは思えないくらいに澄みわたった青空。
地下鉄の階段を上がった空に飛行機雲がくっきりと見えた。
なだらかな坂をのぼると、花の終わった桜の緑も目に眩しかった。
喪中の僕らなので、鳥居をくぐらないように南門から境内へ。
到着すると間もなく演奏が始まった。
最前列に座り、『君が代』の斉唱から始まる全八曲を身の引き締まる
思いで拝聴する。
『ペリリュー島の桜を讃える歌』に涙する彼女の横で、僕も目頭に
あついものを感じた。
時間の流れを感じさせないくらいな静寂と共に演奏が終了した。
正午前の短い時間。名残惜し気に九段の坂を下り、来た道を帰る。
やっぱり、僕らにとって、靖国神社は特別な場所。
久しぶりに外出で訪れることができて良かったと思う。
その機会を作っていただいた鴻池先生に感謝です。
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