靖國神社に行く
清々しく透き通る青い空と緑の若葉。
九段の坂をのぼる。日本武道館を左に見て
第一鳥居より一礼をして境内に入る。
正午前の水彩画のような優しい日差し。
第二鳥居を一礼してすぎ、荘厳な神門をくぐる。
拝殿に深く一礼をして、「靖國の桜」の中を歩く。
静寂な卯月の風と、うたかたの夢と幻を感じて
能楽堂にて、鴻池薫先生の奉納演奏を聴く。
耳を傾ける僕たちを含めた人々のためではなく、
英霊に捧げるための演奏だという志しが伝わる。
去年も二人で来た。今年も二人で来られた。来年も二人で。
今年は「終戦八十年」の節目の年。
いま、この国にいて、当たり前のように日常を過ごせていることに
深く感謝をして、平和に祈りを捧げよう。
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